2月29日〜3月14日までの15日間の会期で開催された山辺町議会の定例会が終了しました。
議事日程
2/29会議録署名議員の指名、会期の決定、議第1号〜議第24号までの24議案は逐次上程委員会付託省略全員審議(但し、議第13号〜議第18号までの6議案は一括上程提案理由説明後、予算特別委員会に付託)
3/1休会
3/2一般質問
3/3〜6休会
3/7予算特別委員会(第1分科会)
3/8予算特別委員会(第1分科会)
3/9予算特別委員会(第2分科会)
3/10〜11休会
3/12予算特別委員会(第2分科会)
3/13休会
3/14予算特別委員会(全体)、議第13号〜議第18号までの6議案審議
☆2/29は、会期の決定後、課設置条例等の一部改正、特別職職員の給与条例一部改正、教育長の勤務条件条例一部改正、町税条例一部改正、小中学校設置条例一部改正、コミュニティバス設置及び管理条例一部改正、医療給付金支給条例一部改正、介護保険条例一部改正、玉虫湖畔荘解体に伴う野営場等林間休養施設の設置及び管理条例一部改正、暴力団排除条例制定、町営土地改良事業等分担金条例及び町営住宅条例一部改正、町道路線認定、2011年度一般会計補正予算、他特別会計補正予算など18議案を原案通り可決しました。
※羅列してスミマセン(笑)
■要点まとめました
・役場内組織変更で、行財政改革や事業のplan→do→checkをする政策推進課を新設。
住民課と税務課を統合して住民税務課。
総務課に危機管理室を設置。
※Q)山辺町の観光を重要視し商工観光係の分離で観光に特化した組織変更はしないのか?→A)行革の中、限られた人員、また、ここ2〜3年で約30人の退職者がでるので現況厳しい。重要課題と認識しており今後推進していく考え。
・特別職給与を月額、町長20%、副町長10%、教育長8%を一年間減額(2006年から継続)。
・4月1日より鳥海小が大寺小へ、中中が山辺中へそれぞれ編入統合。
※スクールバスでの通学になるが、部活動などで時間不規則になるのが予想される。対処法として、コミュニティバスの無料パスを配布予定。
・コミュニティバスの住民満足度を上げるために運行路線を一部変更。
・4月1日より小学3年生までの医療費無料化!
※中学3年生までの無料化拡大を提言してます。
・玉虫湖畔荘解体に伴い、キャンプ場やテニスコート、その他施設を町管理にするために条例一部改正。
・国道458号の新町から水戸屋までが町道に、現在工事中の新町から田小路→佐々木さん宅→水戸屋交差点までを国道に変更。
※そのため、田小路田丸屋さん交差点の優先道路も変更になります。当面4方向止まれ!の処置で事故防止に務める。皆さんくれぐれもご注意ください!
・24年度に繰越しする事業として、山辺荘増床、町道松山線の雪崩防止柵、大門地区の用排水路補修、山辺中学校改築用地造成工事。
それぞれ豪雪のための工事遅れによる。
・一般会計補正では、交付金額決定に伴う±や実績見込みによる補正。
また、除雪費は+3,000万円で合計8,000万円に(内交付金3,800万円)。
中学校改築基金に1億円など。
☆3/2一般質問
議員・執行部ともに山辺産ニットを着て山辺ニットをPRする2010年から開催されているニット議会です!
今回は、7名の議員が質問。
私は、24年度予算化されている、山辺町ふるさと資料館隣に建設予定の(仮称)ふるさと交流センターについて質問しました。
建設課・教育委員会・産業課の3つの課+地域住民が連携して進める事業。街中の賑わい復活、町内外の人が交流できる施設、観光拠点、資料館との一体化、管理体制などより良い施設になるようビジョン、考えを問いました。
※詳細内容は、一般質問コーナーに全文あるのでそちらをご覧ください!
また、他議員の質問で町の考えが明らかになったことが以下
・玉虫湖畔荘跡地について、宿泊や食堂の機能を備えた新施設をつくる構想を検討していること。
・不妊治療の助成について、県の助成への町単独での上乗せ助成を早期実現に向けて検討すること。
・観光ボランティア育成や案内所すだまりの強化をしていくこと。
・交流人口増加への取組として歴史・自然を核にした事業を検討していくこと。
・学校給食の放射線物質検査は新年度から月1回実施すること。
・山辺駅の駅舎改築を視野に入れた駅周辺整備を計画していきたいこと。
・水戸屋からきらやか銀行までの約100m区間(県道)に調査予算がついたこと。
※調査予算がつくということは、工事が進行するに等しいことです。
などなど。
☆予算特別委員会では、2つの分科会に分かれて、それぞれの担当所管課の予算を審査しました。
平成24年度山辺町の一般会計と5つの特別会計総額
当初予算
85億47,864千円
前年度比69,541千円、0.8%の減。
一般会計当初予算
51億13,615千円
前年度比2億44,471千円、4.6%の減。
最終日
予算委員長(今回は本田議員)から審査での意見・要望報告後、予算関係6議案を原案通り全会一致で可決しました。
また、追加議案で副町長選任の同意について
現職の多田源四郎氏を再任同意しました。
山辺中学校改築事業はじめ、都市再生整備、災害対策、常備消防活動、消防団、少子高齢化対策、教育振興、定住構想、産業振興、地域経済活性化、福祉、介護など、限られた財源の中で重点的かつ、効率的・効果的な予算配分をしなくてはなりません。
山辺町の将来を考え、ビジョンを描き、キラリと光る、輝かせる分野には特化して予算配分していくべきと考えます。
今、私たちが負担して進める事業と未来を担う子どもたちにまで負担してもらう部分(借金)を、しっかり認識し、責任をもって事にあたらなくてはなりません。
24年度予算はそういった想いをもって可決させていただきました。
これから、様々な事業や施策を実施していく中で、皆さんの意見をしっかり受け止め反映させていきたいと思いますので、ご意見お待ちしてます!
税収をアップさせるには、定住人口増加を図るための子育て支援や環境整備が必要です。交流人口増加を目指すには、観光や企業誘致などの特化した施策が必要です。お年寄りが安心してくらせる福祉・介護の取組み、子どもたちが健やかにたくましく育つ教育環境、文化・スポーツ振興などやるべきことはたくさんあります。
まずは、私が日々の生活で感じること、疑問に思うこと、改善しなくてはならないことを一つ一つ実践していきます!
山辺愛溢れるまちづくりを新年度もGo Action!頑張ります\(^o^)/
以上、報告まとめでした〜