町の観光資源、特産品、名匠、名産品のブランド化推進策とPR方法について

  現在、舞米豚、サマーティアラを中心に農商工観の連携事業を推進し、特に舞米豚は特産品としての知名度も高くなってきております。

 そして今回、新たに大蕨の棚田再生プロジェクト、山形大学との連携事業等、先進的な取り組みを実施スタートする23年度は大事な年となります。

 山辺町には、基幹産業のニット、安達峰一郎博士、湧水、玉虫沼、等々、山辺町に誘客できる観光資源となりうる素材が本当に多くあります。

 しかし現在はそれぞれが孤立し、独立したものであり、一つ一つの点でしかありません。

 その点を繋げることにより面になりそれぞれが持つ魅力が共鳴し合い波及効果として地域活性化につながると考えます。

 また、それらとともに多様な人や組織、団体が様々な角度からまちづくり活動をしています。

 それらも一つの点でしかなく、これからは、すべてが繋がりあうことでそこに新たな発想や価値が生れ、これからの町の活性化の原動力になると考えます。

 そして、それらの様々な点を繋げる役目をするのがまさしく行政であり、山辺町のブランドとしての確立とそれを集約する具体的施策を講じ、発進するときだと思います。

 特に、今回の棚田再生プロジェクトは山形県スポーツ振興21世紀協会(モンテディオ山形)とのコラボレーションにより話題性、誘客効果があります。

 一部の関係者による事業にならず町内外の方への参画を初年度より実施し、棚田を後世に残していく事業になることを願います。

 また、山形大学との連携事業企画の中に安達峰一郎記念世界平和リレー大会開催があります。

 これから具体的な進行をするのだと思いますが、町民の受け入れ態勢を整え、情報の共有化をしていくことで町全体の取り組みとしての効果が生れると考えます。

 そして、以上申し上げました様々な素材、イベントの広報・PRをする媒体として、前回の一般質問でも申し上げました町のホームページの最大限の活用をしていただきたい。

 ツイッター、フェイスブックなどのタイムリーな情報発信と収集が可能なソーシャルメディアを取り入れ、町内外に情報を発信し山辺町が注目される、興味を持ってもらう、行きたくなる、食べたくなる手段・仕掛けとしていただきたいと思います。

 以上、各種素材のブランド化の具体的推進策並びに、様々な町の取り組み、施策の情報発信のためのソーシャルメディア導入の是非をお聞きいたします。