町施設跡地の利活用

今日から一泊2日で新潟県に常任委員会合同で視察研修に来ています(常任委員会の視察研修は年一回)

初日は、聖籠町の旧亀代中学校跡地をJAPANサッカーカレッジとして民間企業(NSGグループ)に無償で賃貸契約(30年間)して利活用をしている現状とこれまでの経緯などを学びました。

町村合併による統合中学校建設に伴い、国補助金の絡みで、跡地利用策を同時進行しなければならない条件の下、素案作成、町民説明、アンケートなどを実施し、元々、町内に専門学校や高校を誘致する方針があったベースもあり、アルビレックス新潟のホームタウンであることやNSGグループの地元企業があるという好環境、さまざまなタイミングが好循環となり、サッカーに特化した専門学校の誘致に成功した(現在は高等部もある)とのこと。

現在、約500人の生徒が、サッカー選手、レフリー、トレーナーなどの職業につくために学んでいる。
その90%が県外から来ているとのことで、経済効果も出てきているとのこと。

また、アルビレックス新潟との連携も合わせて行い、プロのサッカー選手も誕生している。
日本代表の酒井高徳選手もサッカーカレッジ高等部の出身。

現地を視察しましたが、校舎、体育館はほとんどそのまま使用。グラウンドは人工芝グラウンドに改修。寮も隣接されており、サッカーをする環境は素晴らしいものでした。

町としては、無償貸し出しの他、1億6千万円を開校当初の補助金として支出している。

わが町も状況や環境などは違いますが、玉虫湖畔荘、鳥海小・中中、今後の山辺中学校跡地の利活用を積極的に考えなくてはならないと思います。

山辺に合った方向性やビジョンを考えたいものです!

聖籠町
http://www.town.seiro.niigata.jp/

JAPANサッカーカレッジ
http://www.cupsnet.com/

NSGグループ
http://www.nsg.gr.jp/