6/8山辺中学校改築プロポーザル

山辺中学校改築基本設計プロポーザルの最優秀提案者が株式会社羽田設計事務所に決まりました。

審査講評より
町および敷地周辺を入念に調べた上で新しい山辺中学校の在り方を積極的に提案したものであり、設計者の熱意、エネルギーが伝わるものであった。

ループ状の動線形式の校舎で囲まれた2つの広場の間にメディアセンターを配し、教員と生徒、異学年交流にも配慮して全体をまとめ上げた見事な空間構成である。お互いに見合う空間構成の中で随所に溜まりの場をつくり、生徒の創造力を刺激するメリハリの利いた質の高い空間を感じさせる計画である。
環境、防災についても定型にはまりがちな提案が多い中で、独自の視点、アイディアがあり技術力の高さを感じさせるものがあった。
配置計画では、十分な広さのグランドを確保し、保安にも配慮したループ状の道路が敷地全体の緑化を促進させる役割も果たしている。
基本設計から建物の完成まで、ワークショップなどで住民、生徒と連携しながら柔軟に対応できる設計体制も高く評価された。

選定委員長を務めたのは
東北工業大学の谷津教授。

建設予定地の環境を踏まえ、子どもたちの教育環境、町の交流の場、防災、様々な要素をアイディアとしてつめこみ、生徒も先生も町民も楽しくなる空間をデザインしています。また、ワークショップなどで住民、生徒から意見を集約し反映させたいと柔軟な対応ができる設計体制。みんなでつくる山辺中学校 という想い、情熱が伝わる提案だと思います。

楽しくなってきました!
私がワクワクするんだから、子どもたちはもっとワクワクするね!