2/1百聞は一見に如かずです!

山辺中学校建設特別委員会で西川町立西川小学校の視察へ行ってきました。
西川小学校は、今春より町内5校の小学校を統合して開校する新しい学校です。

現在、山辺中学校の設計をしている羽田設計が西川小学校を設計したとのことで、共通するところもあり、百聞は一見に如かずということでの視察。

コンセプトは、「ふるさと再発見の場」としての学校。
地元西川産の杉材をふんだんに活用して、木の温もりのある優しさを感じる学校でした。
玄関ホールには、シンボルとして、樹齢340年の杉丸太が吹き抜けを貫きそびえ立ち、子どもたちを出迎えます。
思わず木に抱きつきたくなるほど太く大きな杉丸太です!
私も抱きついてパワーをもらってきました(笑)

その他、主な特徴は、地域に開放する図書室、300名でランチができる多目的ホール、パネル暖房、雪から校舎を守る防雪板、学校や町を見渡せる展望室など、地域環境に配慮し、子どもたちの成長と多彩な学校生活に応じた空間をつくっていました。

教室は、低学年、中高学年とも、ガラス引戸で閉鎖感を排除し、それぞれにワークスペースを設け、稼動家具にすることで自由に学習空間をつくれるよう工夫されています。

統合小学校として、子どもたちの新たな交流、学習、地域との関わりや自然環境、ふるさとを見つめ直すなど、様々な要素が盛り込まれた中で、ワクワクしながら学校生活ができる校舎だな〜と感じました。

羽田設計らしいデザインが随所に見られ、デザイン性・機能性を兼ね備えた小学校でした。

これから山辺中学校建設は、実施設計の段階に進み、細部の設計をしていきます。

今回の視察には羽田設計さんも同行してもらい、図面などで説明を受けてもなかなかイメージがわかないものが、実際に校舎内で現在の構想や機能の共通点を見学しながら聞き、説明を求めることができたこと、大変良かったです。

百聞は一見に如かず!

今回は、山辺中学校建設へ向けて貴重な視察になりました!
今後に活かしていきます。

羽田設計事務所
works西川小学校
http://hada-sekkei.jp/?p=works_d&l=231462