山形県町村議会議長会主催の町村議会新議員研修会に参加してきました。
山辺町の他、最上町、戸沢村、高畠町、大江町、中山町、大石田町、鮭川村の新議員が参加。
講師は、元全国都道府県議会議長会議事調査部長の野村 稔 氏で
「地方議会の制度と運営について」の講演でした。
地方議会に関する法令等の歴史と解説からはじまり、地方議会の役割、議会運営、委員会について、請願、陳情、傍聴についてなど、それぞれのポイントをわかりやすく説明いただきました。
お決まりの文句ですが、「議会は執行機関を監視し、政策を提言する」
しかし、町村議員が条例案などを提出することは実際は困難だと…
理由は、地方議会は、事務局員が少なく(全国平均2.5人)議案・条例等の修正ができないとのこと。
ん〜事務局頼りですか?となりますが(笑)実際はそんなものなのです。
自己研鑚が必要です。
ただ、議案にたいして、「全会一致で原案通り可決」ばかりでは議員は何をやってるのか?となるので(議案に欠けてる事項がなければいいんですよ)、過剰な事項は修正動議の対象とし、困難であれば付帯決議として執行機関に実現を要請するなど。住民のためになる最善の策を講じるということです。
あと、勉強になったのが
・過去1年間の本会議、委員会で、議員が提言した事項が当初予算でどのように具体化したかの資料を提出させる。
・議会だよりに議会提案したもので実行されたことを掲載する。
・常任委員会での継続調査事件を多く可決する。
などなど、基本的なことですが実際機能していない事項を認識することができました。
議会改革、議員改革、行政改革へ向けてまだまだ勉強です。
さぁ〜がんばろ〜