歴史に幕。

山辺町立鳥海小学校・中中学校の閉校記念式典&感謝をする会に参加してきました。

【閉校式の御礼文より】
本校は、明治6年に大蕨学校、明治9年に北山学校が創設、昭和45年に鳥海小学校として統合され、今日に至るまで約140年の歴史を誇り、多くの卒業生を輩出。また、中学校は、戦後間もない昭和22年に産声を上げてから60有余年の年月を経て、本年最後の卒業生を送り出しました。
今日まで様々な歴史を繰り返してきた本校ではありましたが、本町の再編統合計画に基づいて、地区民合意のうえ、本年度をもって閉校を迎えるようになりました。
鳥海山の麓のちっちゃな学校では、緑豊かな自然と澄みきった青空のもと、子どもたちは本当に素直にすくすく育ってきました。
しかし、これからは新たな土地での生活が待っています。
この子どもたちを地区の宝として、今後とも大切にし、将来に羽ばたけるように地区民あげて応援していく所存です。

というように中地区の方々にとって、地域の大切な子どもたちが通い生活した学校。そして、多くの思い出、歴史がつまった場所がなくなってしまう寂しさ、悲しさは、計り知れないものだと思います。

ただ、実効委員長の挨拶にもありましたが、新たな旅立ち、新たな一歩としていきたい…大寺小学校、山辺中学校では、子どもたちの背中を押してくださいと。

子どもたちも地区の方々も前向きに新しい環境への扉を開き、歩きはじめる閉校式だったと思います。

子どもたち、地域の方々にほんとに愛された学校だったんだとつくづく感じました。

子どもたちには、4月から新しい環境で友達をいっぱいつくって、今まで以上に勉強にスポーツに頑張ってほしいと思います。
地域の皆さんには、これまで通り子どもたちをあたたかく見守っていっていただきたいと思います。

鳥海小学校・中中学校の歴史に幕は降りますが、子どもたち、卒業生、地域の方々の心にはしっかりと中地区の魂は受け継がれていくと思います。

鳥海小学校・中中学校
万歳、そして、ありがとう!