【山辺町初市のご案内】
■日時 1月12日(木)
午前9時30分〜午後5時
■場所 駅前・本町・仲町通り
■振舞い
●恋鯉の里 要害の「鯉こく汁」
午前11時と12時に山辺町ふるさと資料館駐車場
●甘酒振舞い 旧しあわせ銀行跡地
●無料休憩所 すだまり
※駐車場はショッピングプラザBELさんの屋上駐車場をご利用下さい
お待ちしております(^-^)/
〜山辺町の初市〜
山辺町の初市の起こりは江戸時代にまで遡ります。慶長六年(1601年)山野辺城主となった山野辺義忠は、山野辺城を中心として近世的な城下町を作り上げました。人々の生活を便利にし、城下町を繁栄させるためにいろいろな事業をやっていますが、その一つが「市日」の設定による商業の奨励でした。
現在の本町から東町にかけての東部の大通りに、二、六、九のつく日に場所をずらしながら北上して、「市」を毎月九回開きました。通りに面した家々では各種の品物を扱っているのが記録されています。中心部になる大手町には「市神」を祀り、「市」の安全と繁栄を祈りました。
山形城主最上義光時代に正月十日に山形で初市を開くようになりました。周辺の山形盆地の村々では重ならないように日を違えて初市の日が設定され、山野辺村では山形より二日遅い市日の十二日に初市が開かれ、近郷近在から多くの人々が集まって賑わいました。
昭和十年ころの記録では、出店数が百三十〜二百店を数え、現在の朝日町、白鷹町や天童市等、各地からかなりの商人が参加していました。
販売されるのは、野菜・果物が約三分の一で、山辺、大寺、皿沼、吉野宿、鮨洗等から、金物・雑貨・古着等は山辺と山形から、呉服物・漆器・肴・雑誌等は山形、その他いろいろな品物が並び、町内を通れないほどの人出であったそうです。
物・情報が溢れ、ライフスタイルが激変している現代ですが、昔ながらの行事、風習はなくしてならないと思います。昔のように賑わいがもどってほしいですね!
山辺町初市に皆さんのお越しをお待ちしております(^-^)/
※写真は昨年の初市の風景です